理事会報告

平成30年度 第6回(12月)理事会 報告

平成30年12月8日(土)14:30~
貿易センタービル地下会議室 B102

<司 会>  副会長  長  俊介
<記 録>  事務局  小森 早織

Ⅰ あいさつ

1 高P連  会長  中野 真衣子

 県大会で皆様にご協力いただいたことに感謝申し上げる。今年度の折り返しの時期で、これからは次年度に向けて計画していかなければならない。
 三浦氏の講演では、AI時代でも人と人とのコミュニケーションが大切であること、世の中が変化していく中で自分たちの感覚をアップデートする必要があること、次世代の子どもたちが適切な世界観を持てるようにするのが重要であることなどが話された。幅広いとてもよい話だったのでどこかで共有できればと考えている。

2 高P連  相談役  髙尾 成弘

 県大会でのご協力に感謝している。寒暖の差が大きく、学校では体調を崩して欠席している生徒が増えている。体調管理に気をつけていただきたい。なお本日は横浜北地区の会長が自校行事のため出席できず、自分が地区を代表して出席している。
 成年年齢引き下げについては、学校では家庭科の時間に取り扱っている。いじめにつながり、カードで現金が引き出されないか、高校3年生で保護者の同意が不要となってよいのか、また成人式の時期をいつにするのかなどの課題はあるが、前向きにとらえていきたいと考えている。

3 教育委員会生涯学習課  主事兼社会教育担当主事  福士 徹也

 県大会が無事に終わったことに安堵している。非常に密度の濃い大会で、自分自身も学びが深まった。三浦氏の講演でドイツの哲学者カントに触れており、話を聞きながら「汝の意志の格率が常に同時に普遍的立法の原理として妥当しうるように行為せよ」というカントの言葉を思い出した。いろいろと考えさせられる話であった。

Ⅱ 理事会報告

1 前回(平成30年度 第5回 11/10(土)理事会)議事録 確認

Ⅲ 協議事項

1  県大会について(振り返り)

<全体について>
・アンケートの周知が必要。分科会の最後に念押しするか、または時間をとってアンケートに答えてもらうようにすればよかった。
・展示した広報紙が持ち出され、数が減っていたのが残念。

<第1分科会>
葛山副会長より報告。
・会場が全体会と同じメインホールだったので、事前に準備ができなかった。限られた準備時間しかなく、更にネットワーク接続の問題があったが、本番には間に合った。
・とてもよい内容であった。今後の分科会に活かしていきたい。

<第2分科会>
位田副会長より報告。
・分科会メンバーで運営し、湘南高校の稲垣校長に総括していただいた。
・講演から話し合いに変更して開催したが、思った以上に活発に意見交換がなされた。
・現在は、次回の活動に向けてメンバーが自発的に動いている。

<第4分科会>
長副会長より報告。
・講師の話で印象に残ったのは、就職が決まらない子は挨拶ができない、お礼が言えないという特徴があるということ。挨拶などの基本的な部分からキャリア教育が必要。
・大学での学びなおしが以前よりしやすくなっている。入学後に学部変更が可能であったり、大学がそのためのガイダンスをするようになってきている。

<第5分科会>
廣間会計より報告。
・講師のスケジュールの都合で、90分の内容を60分に縮めてもらった。そのため質疑応答の時間が取れなかった。
・スマホを通してではなく、人と人の直接のコミュニケーションが大事という事例が印象に残った。

<第6分科会>
山下顧問より報告。
・食育を中心とし、事前に取ったアンケート結果を元に情報提供と意見交換を行った。
・のべ14名ほどに発言してもらい、意見交換会として十分成立したと思う。
・内容は、食の知識、BMI、朝食、弁当、食品添加物、食事のマナー、睡眠、水分補給など。

<アンケート結果>
 葛山副会長より説明があった。
 結果は次の大会に活かしたい。
 別紙集計資料(http://www.kanagawa-koupren.org「第56回神奈川県立高等学校PTA連合会大会」のページに掲載)に基づき、高P連のホームページの「第56回神奈川県立高等学校PTA連合会大会」のページに資料を掲載する。

2 第2回交通安全対策特別委員会、第2回交通安全運動連絡会について

・佐藤総務より、日程および内容について説明があった。
平成31年1月16日(水)
交通安全対策特別委員会:13時~14時30分  担当:健全育成委員会
交通安全運動連絡会  :16時20分~17時  担当:役員

・馬場副会長より、交通安全教育推進協議会の報告があった。交通安全大会を主催すれば補助金が出るという方向で話が進んでいる。金額は15万円。

・地区ごとに事情が異なるので、主催および発表の有無は地区で決めてもらう。

3 次年度研修大会について

・12月1日(土)県大会の前に臨時理事会を行い、以下のように開催が決定した。
日時:平成31年7月14日(日)午後12時~17時
場所:パシフィコ横浜会議センター 3階、5階

・内容については1月の理事会で研修委員より提案し、2月に決定する。
部屋割りは3月中に決める。

4 指名委員会について

メンバーを以下のように決定した。
◎長(指名委員長)、中野、葛山、飛澤、他1名調整中

5 規約討委員会について

メンバーを以下のように決定した。
長、佐々木、廣間、傍士、石倉

6 川崎地区からの意見書

・川崎地区より、地区協議会の意見として再提出したが、手違いで古いものを修正してしまったので、もう一度出しなおす旨の説明があった。

・規約は検討委員会を発足させて対応中であること、また研修大会の会場選定についてはパシフィコ以外では難しいことを、高田校長より地区に伝えていただく。

・傍士理事より、1/31(木)の川崎地区の運営委員会に役員出席の打診があった。
 → 事務局に出席依頼を出してもらう。

(役員より)
  出てきた意見を検討するためには、各月の定例役員会の遅くても3日前くらいには提出してほしい。

Ⅳ 連絡・報告事項

1 各委員会から

1)調査広報委員会
位田副会長より高P連会報の説明があった。各学校への発送は2月中旬予定。
 → 入学選抜の関係で、学校への納品は2/19以降。

2)研修委員会
葛山副会長より、研修大会の内容について今後提案する旨の説明があった。

3)健全育成委員会
佐藤総務より各分科会の報告があった。各分科会で30年度の着地点を設定した。分科会議事録はホームページに載せるので参照のこと。

2 平成31年度行事予定について

 来年度の大会予定について学校からの問い合わせがあるため、事務局より学校宛に来年度の行事予定を12月10日付でメール送信する。

3 外部会議等

11/14(水)H30優良PTA神奈川県教育委員会表彰中野
11/14(水)H30学校における食育推進研修講座山下
11/21(水)H30社会環境健全化推進街頭キャンペーン
(川崎)
佐藤
11/22(木)H30
「第51回県立学校生徒保健活動研究発表会」
馬場
11/30(金)第9回県立高校校名検討懇話会
12/6(木)第50回神奈川県学校保健学会中野
(予定)
12/11(火)第1回シチズンシップ教育推進プロジェクト会議中野
12/20(木)神奈川県交通安全対策協議会
「交通安全部会・同幹事会」
「高齢者対策部会・同幹事会」合同会議
馬場
1/8(火)H30消費者教育推進フォーラム(第1部)中野
1/8(火)H30消費者教育推進フォーラムin神奈川(第2部)中野
1/13(日)H30神奈川県高等学校総合文化祭閉会式中野

4 生涯学習課

5 校長会議

髙尾校長より、以下の内容を校長会議の幹事会で伝えたと報告があった。

  • 新制度保険については、合格発表時または合格者向けの説明会で資料を配布。
  • 川崎の意見書を受けて規約検討委員会が発足。川崎地区は提案書を再提出する。
  • 役員の任期は、規約改正前の回数にさかのぼって適用することを確認した。
  • PTAの発表の有無に関わらず、交通安全大会を主催すると補助金が出る。
  • 31年度研修大会を7/14(日)に行う。

6 会計より

 監査を12/11(火)に行う。12月末で締めたものを1月の理事会で報告。今後、次年度予算の検討も始める。

7 事務局

高瀬事務局長より、新制度保険について説明があった。

  • 現在、保険会社にてパンフレットを作成中。2月中旬に各学校に配送予定。
  • 地区校長会議でパンフレットが学校に届くことを伝えてほしい。
  • 新入生向けの説明会で各学校のPTA会長が話をする機会があれば、保険のことにも触れていただけるとありがたい。説明用のマニュアルは保険会社に依頼済み。
  • 新入生の1割くらいの加入を見込んでいる。
  • 新入生用には封筒に入ったものを人数分用意し、在校生には1枚もので案内。

<印刷物の納品日について>
保険パンフレット、高P連会報共に、各学校への納品日は2/19以降とする。

8 その他

Ⅴ 今後の予定

1 定例役員会
  次回は12/22(土)13時から。シルクセンター大会議室にて。

2 役員会・理事会
  次回は平成31年1月12日(土)役員会は13時、理事会は14時半から。
  産業貿易センタービル地下会議室 B102にて。

Ⅵ 監事講評

(渡邊監事より)
・会計監査では、来年度の事業を見据えて意見があれば提案していく。前年度の課題が改善されているかも確認したい。
・川崎地区からの意見書に示されているように、現場と役員との意思疎通ができていないように思う。今年は意見が多く出され、会としては一方的ではなく改善されている部分も多い。引き続き現場の意見を出してほしい。一方、高P連が発信しているものが現場に伝わっていない部分に関しては、例えば地区の総会に行った折に新年度の議論をするのも一案である。

(大串監事より)
・監査では、数字を見ながら活動したことが見えてくると思う。よりよい方向につながるようにしっかりやりたい。
・昨年は県央地区の総会に高P連会長が出席し、議論を通して地区の理解が深まった。今年度はそれが活かされた活動が実際に地区でなされている。今後も役員と現場とが協力してさらによい活動ができるよう期待している。