理事会報告

令和2年度 第8回(11月)理事会 報告

令和2年11月7日(土)14:30~
波止場会館4階大会議室&Zoom併用

<司 会>  副会長  石倉 保男 
<記 録>  事務局  万行 富子 

Ⅰ あいさつ

1 高P連  会長  米山 賢

 本日もお忙しいところ、ご出席に感謝申し上げる。学校においては体育祭、文化祭等の行事がだんだん終わり、今は学 校説明会が盛んに行われている頃だと思う。開催にあたっては、学校関係者の方々は非常に苦労されていると思う。このように長引くコロナ禍の中で生徒・保護者も理解が進んできて、当初のようにやるかやらないか、あきらめるかといった状況から、リスクを減らして、新しい生活様式の中で行おうという環境が整ってきている、そういう段階にきているのではないか。
 高P連の活動、理事会等や、地区協議会の地区大会は、新しいやり方で行ってきた。1か月後の県大会もすべての会員の皆様と新しい形で行う。本日はそのための審議をしていただく。
 やり方は変わっても、生徒の健全育成や保護者の生涯学習などの目的は変わりない。常に目的意識を思って活動していきたいと思っている。

2 高P連  相談役  布川 勝也

 前回は参加できず申し訳なかった。会長より学校説明会が盛んであると話があったが自校、追浜高校も学校説明会を10月から毎月行う予定。イベント制限が緩和されたのでたくさん入れてもいいかもしれないが、人数を減らして、回数を増やして行っている。
 先月、稲垣校長からも話があったが、オンライン面接の話題や修学旅行の話題が、今でも続いている。ネット環境は、学校の有線よりWi-Fiのほうが強いと思うが、調子が悪く、ルーターを使用しようか等、環境を整えている。もう入試が始まっているので、慎重に書類作成に励んでいるところである。
 追浜高校は、修学旅行を県で3校目の実施。北海道へ行き、無事に帰り、すでに2週間たっている。横須賀高校が4校目。同じく北海道に行き、無事に帰ってきたと思っていたら今、北海道が大変な状況になっている。
 PTA活動について一緒に考えたいと思う。本日もよろしくお願いする。

高P連  相談役  鈴木 恭子

 会長、布川校長から話があったように、学校説明会を行っている学校が多い。自校、海老名高校もオンラインでの申し込みや、本来、体育館には1,000名入れるところ、500名弱にして行っている。中学生に直接、学校の説明ができる機会はとても貴重であるので開催することが大切だと思う。
 生徒は部活動に一生懸命取り組んでいる。新しい生活様式の中で何ができるか、どのようにやっていくかが課題。できることを無理なくやっていこうとがんばっている。その中でやはり、保護者の協力はとても大切だと感じている。
 PTA活動もできることをしていこうと、今は新しいPTA活動に向けて「自粛」ではなく何ができるかと考えていく「充電期間」であると自校会長とも話している。県大会もあり、いろいろな取り組みが進められていくが、皆さまと協力して行っていければと思う。

3 教育委員会生涯学習課  主事兼社会教育担当主事  櫻木 萌季

 先日、講師の新井先生の本『AIに負けない子どもを育てる』を読んだ。帯に「読解力がない人間は仕事を奪われる」と危機感をあおるような文章が書いてあった。生涯学習課に配属される前は、県立高校の教員で、AIに負けず、仕事ができる人材を育てるにはどのようにすればよいか、考えさせられる内容だった。
 本日は、県大会前の最後の理事会、よろしくお願いする。

Ⅱ 理事会報告

1 前回(令和2年度 第7回 10/11(日)理事会)議事録 確認

Ⅲ 討議・確認事項

1 県大会について

廣間研修委員長より、「配信会場レイアウト図」「進行・役割分担表」等の資料を使用して、当日の流れ、役割分担等について説明があった。
 ・11/9(月)研修委員と役員数名、事務局で、会場の下見をする予定。
 ・マイクの消毒など、通常行うときに設定されていない係を追加している。

○大会当日:理事・役員は11時集合。
      理事校校長は、配信で大会をご覧いただく。

※11/28(土)に予定していた「県大会打ち合わせ」は行わない。

2 健全育成委員会より

 田中総務より、第2回委員会(10/11開催)の報告があった。
 第1回オンライン講演会のタイムテーブルや役割、係等について話し合った。
 第2回講演会の内容も話し合った。1/24(日)「成年年齢引き下げについて」をテーマに行う予定。

 <第1回オンライン講演会について>
  ・11月7日現在 参加申し込み:36名
  ・運営は、健全育成委員会、役員が事務局で行い、講師もZoomで別会場
   より参加。
  ・役員、理事で参加したい方は、Facebookで連絡してほしい。

3 「学び、行動するPTA」団体表彰について

 石倉副会長より、説明があった。
 今年のコロナ禍に合わせ、表彰要綱を一部変更、依頼文も今年度の活動に沿った内容を追記した上で、
 昨年同様に募集をする。 → 全会一致で承認。

4 指名委員会について

 役員の中で任期満了により、次年度、役員を続けることができない者が委員長を務めることになっている。
   → 委員長は、馬場会計。委員構成は、役員3名、理事2名。
 理事からの立候補は、次回理事会で募ることとする。
 
(理事から質問)どのように活動するのか?
(回答)基本、理事会後に行う。電話やLINE、Zoom等も活用。負担なく活動
    できるように。

5 地区活動報告

(横浜北地区)
 地区大会書面開催の資料を各校へ送付した。

(横浜中地区)
 地区としては特にないが、自校は予定していたバスツアーを中止にした。

(横浜南地区)
 県大会参加に関する情報交換が行われている。

(川崎地区)
 先月から特になし。問題がなければ今月末に会議を予定。

(横三地区)
 理事会の内容を共有しているが特に質問等もない。自校は文化祭で花火を打ち上げ、かなり盛り上がったのでよかった。

(湘鎌地区)
 各校の行事の情報共有をしている。それにともない、中止になったことが実施できるようになったりしている。Zoomミーティングで懇談会を行い、交通安全関連(保険についても)の情報共有もする予定である。

(平秦地区)
 先月から特に変わりなし。理事会後の情報共有を行っていて質問等も盛んである。県大会は、各校積極的に参加していただけそう。自校は、運営委員会等をWebで開催する。

(県西地区)
 先日の校長会の後から、各会長同士が、LINEでの連絡が取れるようになった。自校の生徒の行事は中止になったものもあるが、PTA活動が少しずつ行われるようになってきた。

(県央地区)
 前回と変わりはない。交通安全関係は冊子を作成している。できる範囲で活動していこうとしている状況。

(相模原地区)
 テレビ番組「Ⅴ6学校へ行こう」に出演した学校があり、地区で盛り上がった。自校はZoomで会議を行った。次回もZoomで行う予定。

6 その他

○教育懇談会について
(米山会長より報告)
 10/20(火)波止場会館5階多目的ホールにて、ソーシャルディスタンスをしっかりとり、オンラインではなく対面で行った。コロナ禍における対応等、いろいろ情報交換ができてよかった。
(県教委 櫻木主事より)
 県の重要会議が急遽重なり、出席者が変更になってしまったが、このような中でも開催できたことはよかった。

○来年度の関東大会(山梨)について
(事務局より)
 山梨県高P連では、コロナ禍ではあるが感染防止対策をとり、開催する方向で進めている。実際に準備を行っていく上で、どのくらい参加が見込めるのか知りたいと依頼があった。
 神奈川として山梨県高P連に回答をするため、大会の概要等を示した上で、各校の皆さまが現時点で大会に参加するのかどうかアンケートを行いたい。次年度のことで回答しにくいかもしれないが、ご協力お願いしたい。

Ⅳ 連絡・報告事項

1 各委員会から

 1)調査広報委員会
   本日午前中、第44回広報紙コンクール審査会が行われた。56作品より各賞
  を決定。
   「表紙」コンクールは、明日まで高P連ホームページで投票可能。現在
  4,000投票。

 2)研修委員会
 3)健全育成委員会

2 外部会議等

10/28(水)関東地区高等学校PTA連合会
第1回役員会(山梨)
米山、石倉
鈴木、杉山
万行

3 生涯学習課

 「学校図書館ボランティアハンドブック」を作成している。入門書となるもので、今年度改正をしている。
 市ケ尾高校、湘南高校の事例が掲載される。明後日、実際に湘南高校に取材に行くことになっている。

4 校長会議

 学校は、地域性などにより、それぞれの学校に合わせた時差登校を行っている。感染症対策と学校教育の両立が大事。「優しい気持ちで柔軟に」とよく言っている。
 大学や専門学校の受験や就職も、Zoom等を利用したリモートで行っている。生徒が不利益にならないことが課題。
 昨年度対応に苦慮した卒業式や合格者説明会等も、今からどのようにしたらよいかを教育委員会とも検討し、できる形で行っていこうとしているところである。

5 会計より

(馬場会計より)
 県大会の日に今までの交通費の支払いをする。事前に事務局より交通費の精算ひな形がメールで送られるので、確認し、修正が無くても必ず返信をしてほしい。補助費は、1日に対して支払われる。

6 事務局

 県大会の申し込み用紙は、参加しなくても出してもらうようになっている。
 来週締め切りだが、出足が遅いので、地区内で連絡できるところはしてほしい。

7 その他

(中野顧問より)
 来年の全国大会(島根)は、コロナの状況が見えないが、やるということは決まっている。感染防止のための予算が加わるので、参加費が値上げになる。

Ⅴ 今後の予定

1 定例役員会
  次回は、11/21(土)13時から。波止場会館 4階大会議室にて。
2 役員会・理事会
  次回は、12/12(土)役員会は13時から。理事会は14時半から。
  波止場会館 4階大会議室にて。

Ⅵ 監事講評

(葛山監事より)
 お疲れさまです。コロナ対策は、なかなか一筋縄ではいかないが、活動は前向きにということで、徐々に進められていることはよいことである。ただし、いろいろな想定(オプション)を準備しておくことが必要になる。期日が迫った段階で内容や方法を変更することも考えられる。例年以上に多くのことを検討して行っていくことが必要。
 各学校や地区の中でもいろいろ意見を出し合って、このような時こそコミュニケーションを「密」にしてやっていければよいと思う。

(田川監事より)
 本日は、お疲れさまでした。コロナ禍でも工夫しながら活発な活動状況が多くなり、例年と同様になってきたことに感謝。
 ただ、新規感染者は増加傾向であるし、今後インフルエンザについても気をつけなければならず、気が休まらない。その中でも一番気になるのが、家庭内での感染が増えているということである。手洗い・うがい・正しいマスクの取扱い等、基本を忘れず忠実に、罹患しないように、皆で気をつけましょう。