理事会報告
令和2年度 第10回(1月)理事会 報告
令和3年1月9日(土)14:30~
高P連事務局&Zoom併用
<司 会> 副会長 石倉 保男
<記 録> 事務局 万行 富子
Ⅰ あいさつ
1 高P連 会長 米山 賢
本日もご出席いただき感謝する。また、あらためて本年もよろしくお願い申し上げる。
令和2年度の活動期間も折り返しを過ぎたところである。しかし残念ながらこのタイミングで二度目の緊急事態宣言が発出されてしまった。今回学校の一斉休校は行わないということではあるが、学校においては何かと苦労が増え、生徒・保護者も心配事が尽きないことと思われる。
そのような中、この理事会は、今まで皆さまにご協力いただいてきたおかげで、本日も予定通り開催することができている。各校PTAにおいては、活動がようやく軌道に乗ってきたところや、今年度のまとめ、次年度への引継ぎの段取りをする矢先だったこともあり、困っていることも出てきていることと思う。本日の議題にもあるが、少しでも各校PTAの支えになればと情報交換会を企画した。その他の議題についてもご審議のほど、よろしくお願いする。
2 高P連 相談役 稲垣 一郎
国から緊急事態宣言が発令され、学校は、今日から土日および祝日は一切登校できないという状況になっている。また、12日の平日から基本的には時差登校を徹底することになっている。世の中の緊急事態宣言下においては、通学に関して、電車やバスの様相が変わるだろうというなかで、高校生が密にならない通学状況を作ってほしいということが教育委員会のねらいである。単に授業開始時間を遅らせるのではなく、周辺の状況を見計らって時差通学については練り直すという趣旨である。
授業も40分×6コマに短縮された時間割が基本であるが、学校のカリキュラムによって異なる。また、1都3県で部活動の様子が同一ではない。東京、埼玉は一切活動を行っていない。神奈川の場合は、週に3日、90分程度、密にならない、肉体接触を伴わない等の制限はあるが、神奈川は生徒の活動を止めないよう、いろいろ考え継続していくことになっている。まずはこの3日間ステイホームをし、罹患を増やさないということに協力していくことが大事である。
県立高校生の罹患は少ないほうで、保護者も含めご理解いただき、よく頑張っていると思う。健康観察もし、毎日の手洗い・うがいもきちんとしているという成果がでている。大人のほうから感染が広がらないように努力しないといけない。学校はこれから入学者選抜があるが、とにかく学校を止めないよう尽力していければと思う。高P連、各校PTAにもご協力いただくことが多いと思う。また、さまざまな新しい企画がでている。よい形で話が進んでいけばよいと思う。本日もよろしくお願いする。
2 高P連 相談役 鈴木 恭子
稲垣校長からお話があった取組を本校でも進めている。本来であれば、この3連休は部活動で生徒たちの声が響いてくるはずであるが、休止している。教育活動が安全に進められるように、さまざま取り組んでいるところである。
生徒たちは、日々の手洗い、密にならないように、食事の時も感染リスクを下げるために前を向き静かに食べている。部活動も大きな声を出す場面は極力控えるなど、意識を高く持ち、本当にがんばって過ごしている。そのような姿を見ると、安全に安心して過ごせるよう、また、教育活動を止めないように、できることをやっていくという責任を感じている。保護者の皆さまとも繋がりながら、今年度も残り少なくなっていくが、進めていければと思う。
最後に、前回理事会を欠席してしまったので、PTA広報紙コンクールについて、この場でお話しさせてほしい。このような状況下で県大会が開催され、表彰式ができたことは良かったと思う。広報紙コンクール応募作品はどれも素晴らしいものばかりだった。生徒の取り組みや学校の状況等、発信することに大きな意味があると思った。どの作品も学校の良さや取り組みが伝わっているものばかりであった。このような時期だからこそ、広報紙の果たす役割、必要性を感じた。 これからも、保護者の皆さまと連係しながら協力して進めていければよいと思う。高P連の活動もよろしくお願いする。
3 教育委員会生涯学習課 主事兼社会教育担当主事 櫻木 萌季
先日、医療危機対策本部室より戻ってきた。前回理事会は出席できず申し訳なかった。ニュースでもご存知だと思うが、神奈川県内で新型コロナウイルスの感染者が急増しているところである。まだまだ収束の兆しが見えず、今年もイレギュラーな対応が求められると思うが、今年もよろしくお願いする。
Ⅱ 理事会報告
1 前回(令和2年度 第9回 12/12(土)理事会)議事録 確認
Ⅲ 協議・確認事項
1 各校PTA会長とのオンライン情報交換会 実施について
廣間研修委員長より説明があった。
県大会のアンケート結果より、「各校のPTA活動についての情報交換会」を行ってほしいという声が多かった。コロナ禍において苦慮している学校が多いことがわかった。
高P連として、各校PTA会長を対象としたオンラインでの情報交換会を開催し、PTA活動の状況や活動に対する思いを共有することによって、各校PTAの意欲を高めるとともに、心配や不安軽減の一助としたい。
(開催方法および日程等)
- Zoomミーティングを使用してオンラインで開催する。
- 全3回とし、各回20名程度。(会長、研修委員長は毎回参加。研修委員が進行を担当)
- 2/13(土)10時~、2/21(日)13時~、3/13(土)10時~(各回2時間程度)
- 参加は各校PTA会長に限り、第1~第3希望の中で日程を調整する。
※募集要項は、週明け各地区理事校から各校へメール配信で配付する。
参加申し込みは、参加する会長から直接事務局へメールしてもらう。
→ 開催方法、募集要項等を確認し、実施することが承認された。
2 来年度の行事日程について
(高P連行事)
定期総会:令和3年6月12日(土)パシフィコ横浜ノース
研修大会:令和3年7月11日(日)
県 大 会:令和3年12月4日(土)パシフィコ横浜会議センター
(その他大会)
関東大会(山梨):令和3年7月9日(金)~10日(土)
全国大会(島根):令和3年8月24日(火)~25日(水)
※参加方法も含め、現時点で決定している日程を各校へメール配信でお知らせ
する。(あくまでも予定であり、変更する可能性もある。)
3 令和3年度関東高P連山梨大会における発表校の選出について
米山会長より、選出方法と決定した発表校の報告があった。
例年は、各地区でPTA活動事例発表をしており、その中から県大会で発表していただいているという流れがあるが、今年度は、ほとんどの地区ができなかったため、県大会でも発表の場を設けなかった。
(12/26(土)定例役員会にて)
今年度、地区大会を開催し発表をした学校2校から選出。
大会当日、役員の中で発表を直接見た者もいたが、後日、発表映像を提供してもらい役員全員で視聴し、
・チームとしての発表がすばらしかった。
・「自転車リサイクル」という独自の具体的な取組の紹介があった。
・コロナ禍での対応等も盛り込んであった。
という、意見等を踏まえ、「相模原弥栄高校」に決定した。
※当該校には、事務局より連絡する。
4 来年度の研修大会・県大会について
廣間研修委員長より説明があった。
新型コロナウイルス感染症の収束はしばらく見込めないのではと想定し、令和3年度の研修大会・県大会は次のように開催する方向で考えている。
(研修大会)
・メイン会場を1つ借り、そこから配信するオンライン開催する。
・講演会をメインとし、その他パネルディスカッションを行う。
・講師候補をあげてほしい(聞きたいテーマでもの良い)→ Facebookで募る
※研修大会をオンラインで開催する → 全会一致で承認
(県大会)
各種表彰式、地区事例発表、テーマ別の分科会をメインとした会場参加とオンライン開催とのハイブリッド形式で行う。
5 健全育成委員会より
田中健全育成委員長より、第3回委員会の議事録をもとに、第1回オンライン講演会の報告、第2回オンライン講演会実施について説明があった。
(第2回オンライン講演会 1/24(日))
テーマは、「成年年齢引き下げによる影響」。
すでに申し込みは開始している。現時点で18名。理事から各地区で参加を促してもらいたい。理事で参加可能な方は、Facebookで募るので参加の可否をお願いする。
6 交通安全運動連絡会について
令和3年1月20日(水)15時~16時30分 波止場会館1階多目的ホールで開催予定であったが、緊急事態宣言が発出されたので、Zoomでの開催に変更。
高P連事務局からZoom配信をし、高P連関係役員、安全振興会、県立高等学校等交通安全推進協議会、各地区交通安全担当校の校長、県教委保健体育課は各所より参加。
川崎高校、橋本高校の生徒たちとも、今年度の交通安全に関する取組についての懇談をZoomで行う。
7 高P連ホームページについて
佐々木副会長より報告があった。
前回お知らせしたとおり、ホームページのリニューアルに向けデータの移行作業を進めている。完了して公開する予定が決まったら報告する。
8 「学び、行動するPTA」団体表彰について
石倉副会長より説明があった。
募集締め切りは、2月26日(金)。現時点での申し込みはない。
活動ができていない中でも申請しやすいように案内しているので、ぜひ積極的に申請してほしい。各地区理事からも呼びかけをお願いしたい。
9 指名委員会より
馬場指名委員長より報告があった。
次年度役員のお願いをさせていただいた方々から前向きな回答をいただいている。
地区協議会推薦について、理事会Facebookでお話しさせてもらった。地区推薦をいただいた方が必ず役員候補になるということではないことは、ご承知いただきたい。
(地区協議会推薦についてお願い)
・必ず、地区協議会を開くこと。
(書面、Zoom等でもOK。必ず「地区協議会推薦」とすること)
・会長宛に書面で申請すること。
・候補者は面識がない方のため、後日面接を行う。
・現理事で対応可能であれば理事を優先する。
・推薦期日は1月末とする。
10 ハイスクール24(旧:生徒総合補償制度)について
事務局より説明があった。
12月の県大会で東京海上日動火災保険(株)より説明があった保険である。高P連が令和元年度から募集を開始していた「生徒総合補償制度」の名称が「ハイスクール24」になる。(今度の募集で3年目であり、新しい保険ではない)
神奈川県で行っていた保険と同内容の保険を全国高P連でも展開していくにあたり、一緒にしたほうが被保険者に利点が多くなる。
- 保険料の割引率が15%から40%になる
- 新型コロナウイルスにも対応
- 熱中症など高校生においての心配事に対応 等
任意ではあるが、ぜひ、多くの方に入っていただきたいため、入学者説明会等で説明をする時間が取れる場合はお願いしたい。
1月末に事務局より、パンフレット等がいつ届くか、説明していただく保険の内容(ポイント)を記載したご案内をメールで配信する予定である。詳しいスケジュール等は2月の理事会で再度お知らせする。
※保険会社から直接説明を聞きたい場合は、事務局まで。Zoom等での対応も可能。
11 地区協議会 活動報告
(横浜北地区)
1/13交通安全大会担当者会議、1/23会長会を中止とした。会長同士のやり取りはLINEで細かく行っている。最近の話題は、陽性者が出てしまった時の対応について、受験生に対する対応が心配などである。
(横浜中地区)
最近はPTA会費についての話題が多い。返金について、入会金や会費の金額、免除される方への対応等。
コロナ禍でのPTA活動についてのアンケートをまとめている。動画にしてYouTubeで配信する予定。
(横浜南地区)
1/16理事会を中止した。来年度、幹事校2校がいろいろと心配をしている。
(川崎地区)
2/3地区運営委員会・会長会議を中止とした。自校も運営委員会を中止としている。地区の中でも、運営委員会等は感染防止対策をして時短で行う学校、中止にしている学校等対応がさまざまである。
今年度は、委員会活動等で、直接皆さんとお話をする時間がなかったので、次年度の役員や委員決めを心配しているところである。
(横三地区)
自校は学校から、運営会議で来校する人数少なくというお願いされたので調整しているところである。
地区内では、会長LINEで各学校の状況を報告している。委員会活動を再開しているところは、リモートで行っている。
(湘鎌地区)
1/8第2回地区協議会理事会をオンラインで開催し、米山会長にも参加いただいた。今年度の事業報告、来年度の暫定予定を確認した。地区大会および交通安全大会をリアルに開催できるように会場の予約をとった。
理事会終了後、非公式で会長(15校)が意見交換を行った。行事のこと、会費、引継ぎ、新役員募集など共通したことで心配していることがわかり、情報共有できてよかった。さらにその後、皆さんより情報があげられていた。
(平秦地区)
自校は、1/16運営委員会を中止するが、次年度の役員や各委員会委員長を決める等の話はしなくてはいけないので、役員会はLINEで行う。
地区の中での悩みは、会費について、委員決めについて等。会長LINEで情報を共有している。
(県西地区)
自校は、運営委員会中止。地区ではLINEで意見交換をしている。会費の件、次年度の指名委員会について等が話題。
(県央地区)※校長より
自校は、本日久しぶりに本部会、実行委員会、指名委員会を感染対策しながら、学校に集合して行った。学校はPCR検査の連絡等が入る等、毎日あわただしくしている。
今年度の各委員会の活動状況等の総括を行った。成人委員会は、通常の見学会や講習会が実施できない代わりに、アロマキャンドル等のクラフト的なことを、講師による製作工程の動画を作成し材料とともに提供してオンライン上で行うことを検討している。なんとかできないかと工夫している姿に頭が下がる。
地区としては、会長が集まったことが一度もない。会長同士が繋がる連絡手段ができていない。その分、学校を通じて各会長に伝えていくしかない。なんとかうまくいく仕組みをつくっていきたい。
(相模原地区)※校長より
自校は、来週、実行委員会を中止し、役員会のみ行う。今回の緊急事態宣言でPTA活動の幅が狭まっている。学校はZoomを使ったグループワークが生徒の中でできるようになっている。第2回勉強会を職員で行う。
地区としては、緊急事態宣言が解除される前提で、3/6地区の集まりは、今のところ行う予定としている。
(米山会長より)
閉塞感を生まないためにも情報交換等は必要である。そういう場を活用してほしい。
Ⅳ 連絡・報告事項
1 各委員会から
1)調査広報委員会
・高P連会報(第129号)について
2月18日(木)各校へ到着予定 ※現在校生へ配付
2)研修委員会
3)健全育成委員会
2 外部会議等(*は書面開催、※はオンライン会議)
12/21(月) | *令和2年度神奈川県子ども・子育て支援 推進協議会総会 | 田中 |
12/22(火) | *神奈川県交通安全対策協議会 「交通安全部会・同幹事会」 「高齢者対策部会・同幹事会」合同会議 | 米山 |
1/8(金) | ※神奈川県高P連湘南鎌倉地区協議会 第2回理事会 | 米山 |
1/末まで | *令和2年度喫煙・飲酒・薬物乱用防止 教育研修講座 | 役員・理事 |
(予定) | ||
1/15(金) | 令和2年度第3回県立高等学校等交通安全 推進協議会 | 片岡 |
1/末 | *神奈川県交通安全対策協議会総会 | 米山 |
2/6(土) | ※全国高P連第2回会長・事務局長研修会 | 米山、杉山 |
2/10(水) | 令和2年度第2回部活動活性化推進協議会 | 石倉 |
2/12(金) | 関東地区高P連第2回役員会 | 米山、事務局 |
3 生涯学習課
4 校長会議
高P連としては県大会も何とか開催し、理事会も毎月このように開催できているが、学校では、年度当初、臨時休校があり、行事等なかなかできないことがあった。コロナ禍において、あらためて、修学旅行とは何か、学校とは何か等を考えざるを得ない1年だった。
理事会に出ている3名の相談役は、理事会で報告されたすべてのことを、校長会議の幹事会で報告しているため、理事会の内容は、毎回校長へ伝わっていく。来年の予定も決まっていくなかで、今一度、PTAの存在意義とは何かを考え、高P連役員、各地区会長も校長も何かとご苦労が多いと思うが、高P連そして各校PTAという組織を次につなげていくことが大切である。校長会議も同じである。どうすればうまくつなげていくことができるか一緒に考えていければと思っている。
5 会計より
安田会計より、中間会計監査の進捗報告があった。
例年は、県大会終了した12月中旬頃、会長、会計、事務局立会いのもと、事務局にて監事が行っているが、今年はコロナ禍であるため、集会形式で行わず、Facebook上に会計関連のグループを作成し、そこで現在の状況などを共有し、確認や報告を行っている。
伝票等書類上の適正確認は、馬場会計、安田会計が事務局で行った。
6 事務局
7 その他
今後も当分、理事会はオンラインで開催する予定である。予定が変更される場合は、案内等に明記するのでその都度確認してほしい。
Ⅴ 今後の予定
1 定例役員会
次回は、1/23(土)13時から。事務局からZoom配信。
2 役員会・理事会
次回は、2/13(土)役員会は13時から。理事会は14時半から。
事務局からZoom配信。
Ⅵ 監事講評
(葛山監事)
自分の身近な所でコロナの陽性者が出ている。いろいろな対策を講じているが、完璧な感染防止方法があるわけでもない。陽性になったからといって、気を緩めていたというわけではなかったりする。このような事態の中、私を含め皆さま、より気を引き締めて気をつけていきたいと思う。
理事会も遠隔で行っているため、コミュニケーションがとりづらいと思うが、オンライン会議として、資料等も含め運営ということでは、各担当の最大限の努力のもと、維持されていると思う。
中間監査については、事務局へ出向いて資料を見させてもらうのが一番早く終わるのであるが、できない状況にある。事務局に対応してもらっているが、引き続き、よろしくお願いする。
(田川監事)
緊急事態宣言が発出され、学校もPTAも大変な状況だと思う。学校は、学びの継続をしなければいけないし、入学者選抜の準備をしなくてはいけない。また、PTAとしては卒業式、入学式をどうしようか等、次年度に向けて、そして高校生として一番大事なことに考える時期になっている。皆さん状況は一緒だと思うので、体に気をつけていきましょう。